住まいのことに関して、Q&A形式で掲載しております。マンションご購入をお考えの方はご参考にしてください。
- 湿式工法(STO工法)と乾式工法の違いは。
- 性能的に大きな違いはありません。水蒸気論・断熱性能とも問題ありません。あえて違う点を上げると、
- 外装仕上げにタイルを張ることは出来ません(水蒸気理論)
- STOの外装材は塗り仕上げで、数年後外装表面に汚れ等で蒸気が抜けなくなると問題が起こる為、定期的に洗浄メンテナンスを行う必要があります、修繕計画に加味する必要があります。
- コスト面ではSTO工法は建築費では5〜10%安く出来るようです。
- グラスウールの耐久性は、発泡系断熱材の耐久性は。
- グラスウールは、日本での実証では20年低下が見られていません。100年以上の耐久性があると考えられています。又、経年変化が起こりにくい。
発泡系断熱材は使用時から約3年程度で、断熱性能が25%低減します。これは素材中のガスが抜けるためです。最終的に30%〜40%性能が落ちてしまいます。低下することを考慮して断熱材を使用する注意と、耐久性は15年程度と考えるべきだと思われます.又,経年変化に対して弱く、湿気・熱・自重により変形してしまうことが多くあります。 - グラスウールは燃えないのか、発泡系との比較は。
- 不燃材料です。主原料を硝子としているため、発泡系断熱材のように発煙・ガスを発生させない。
材料別耐熱温度
ロックウール=400℃
グラスウール=700℃
もし仮に、火がついたとしても焦げるだけで炎を上げたり、発煙したり致しません。
発泡系=70〜110℃(有毒ガスを発したり、炎を上げて燃える。) - グラスウールは濡れても大丈夫なのか、発泡系との比較は。
- 耐水性のグラスウールを使用しています。又、湿気等により濡れません。それは回りの空気に同調し湿気が出入りするだけで吸湿性(吸水性)を持たない無機質材料です、繊維系断熱材は繊維と繊維の間に空気が含まれているので一時的に保水してしまうので勘違いされています。又、強制的に水に浸した時でも乾燥するのが早く適切な処置(通気層を取ること)をとれば全く問題ありません。しかし、発泡系の断熱材は吸湿性がある為水を吸ってしまいます。水を吸うと断熱性能は極端に落ちてしまい、又乾燥するには時間がかかります。
- なぜ厚み125のグラスウールを使用するのか。
- 断熱材の厚みと断熱性能(熱貫流率)の検証により125mmを採用しています。いくら断熱材を厚くしようと125mm〜150mm以上では断熱性に差がなくなります。(極端にいうと極限値と判断しています)そして、125mm厚の断熱性(熱貫流率0.21W/m²・K)は次世代省エネ基準(熱貫流率0.74W/m²・K)に値する性能の4倍もの高い数値であります。又、室内温度を16℃をきらないよう配慮しています。(一般生活上、結露が起こりうる限界点と判断しています。)
- 乾式通気層工法で水蒸気の逃げ道は何処ですか。
- 通気層は給気口と排気口がなければ通気の機能を果たしません。今回は妻壁であれば1階足元より通気口を設置し屋上パラペットの笠木より排出しています。又、バルコニーのようなスラブで区切られるところには壁面スラブ下に通気口を配慮しております。又通気層内では気圧差(温度差)により上昇気流が発生する為、蒸気は下から上へ抜けていきます。
- なぜ外断熱は高耐久なんですか。
- 100年対応型の30Nコンクリートを使用しています。しかし、内断熱の建物でも使用されています。しかし日本建築学会では「100年という数値はコンクリート耐久性を予測する理論値で、適切な長期修繕計画に基づく維持管理が前提」と歌っています。そこでコンクリートが外気の影響を受けない外断熱はコンクリートの劣化影響が低い為高耐久であるといえます。
- 地下の断熱方法は。
- 地下部も躯体の周りをすっぽりと断熱材で覆っています。使用する断熱材は発泡系断熱材の中でも吸水性が低く、耐水性に優れている「押出法スチレンフォーム」を使用しています。外部面は、地下階で100mm、ヒートブリッジ対策として地中梁天端から深さ90cmまで50mm断熱をしております。これは90cm以上深くて断熱しても地中外部からの熱的影響は少ないものと判断しております。又、内部面についてはスラブ下面及び地中梁部折り返し90cmまで50mm断熱しております。
- 長期の修繕計画、方法は。
- 修繕計画については、特に外装材・設備機器・設備配管等は、内断熱マンションと同じように定期的なメンテナンスが必要です。しかし、大規模修繕の際、通常行われる、外装材・設備機器・設備配管は本物件はSI思想を始め、短期間・低料金で行えるといえます。又、一番は構造躯体の劣化が少ない為、当然修繕費も内断熱に比べかからないといえます。
- バルコニー部の断熱方法は、ヒートブリッジによる影響はないのか。
- 今回の工法は、躯体スラブ持出しの一体工法にて行っています。当然、熱的影響を伴う為、スラブの上下両面を断熱しております。
上部=スタイロフォーム(押出し法ポリスチレンフォームV種厚30)下部=ロクセルボード厚15を使用しています。ヒートブリッジに対しては通常壁面より600(次世代省エネ基準では)折り返せば影響無いとしています。使用材料についても断熱性能(熱伝達抵抗値)は仮に比較に例えると次世代省エネ基準の数倍の性能を加味しております。
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