住まいのことに関して、Q&A形式で掲載しております。マンションご購入をお考えの方はご参考にしてください。
- 通気層内の風速
- 実験データ
夏場=平均風速0.18m/s
中間期=0.14m/s
冬場=0.08m/s
実験結果より常時風は流れており、温度の上昇により風速は変化し最大で0.6m/s観測され常時通気はされています。 - 室内からどの程度の湿度(蒸気)が抜けていくのか。
- 結露を起こしやすい冬場を想定すると、室内温湿度=20℃50%・外部温度=5℃50%の環境では室内の蒸気圧力は9mmgh、これに対し外部は約3mmghとなり蒸気は高から低へ(室内から外部に)抜けて行きます。実質の水分量を計算するには、壁構造内の各材料の透湿抵抗を掛け合わせた合計で判断致しますが、おおむね1.2g/m²・日発生し10m²の壁があれば1日に12gの水量が発生し、年間では4.4Lの水量が壁内を流れることになります。
- 外断熱と内断熱の蒸気論
- 建物を構成する材料にはすべて透湿抵抗が存在し、壁内を例えると、室内側より透湿抵抗の大きな材料ごとに配置した構造としなければ蒸気がうまく流れません。その表面が露点温度以下となれば結露を招いてしまいます。これが内断熱であります。
内断熱工法の場合、ウレタンとコンクリートの透湿抵抗差はコンクリートは4倍高く、仮に4gの蒸気がウレタンを透り抜けても、コンクリート面で3gオーバーフローしてしまいます。これが結露・カビの原因となります。 - 水蒸気は壁内を通過する
- 空気中の水蒸気(湿気)には常に水蒸気圧力が存在し、この圧力は温度が高いほど高圧になり、高圧部から低圧部へと流れて行きます。
水蒸気の分子構造は10万分の2mmであり、金属・硝子以外あらゆる建材を通過します。 - 乾式通気層工法で水蒸気の逃げ道
- 通気層は給気口と排気口がなければ通気の機能を果たしません。妻壁であれば1階足元より通気口を設置し屋上パラペットの笠木より排出しています。又、バルコニーのようなスラブで区切られるところには壁面スラブ下に通気口を配慮しております。又通気層内では気圧差(温度差)により上昇気流が発生する為、蒸気は下から上へ抜けていきます。
- EV外断熱工法とHT外断熱工法の違いは。
- どちらの工法とも、通気層を持ち、繊維系の断熱材(性能・厚さも同じ)を使用し、機能的に変わりはありません。強度的にもどちらも面内・面外方向とも問題ない実証データが取れております。熱的影響についても若干、HT工法が優れているもののどちらの工法も変わりはないといえます。
- 通気層が日射による熱緩和をどの程度しているのか。
-
夏季日中
外気温=33.2℃
外装表面=60.8℃
通気層温度=56.0℃
温度緩和は10%程度。冬季の実験データはありません
- 通気層内はどれくらいの通気が流れているのか。
- 実験データ
夏場=平均風速0.18m/s
中間期=0.14m/s
冬場=0.08m/s
実験結果より常時風は流れており、温度の上昇により風速は変化し最大で0.6m/s観測され常時通気はされています。 - 室内からどの程度の湿度(蒸気)が抜けていくのか。
- 結露を起こしやすい冬場を想定すると、室内温湿度=20℃50%・外部温度=5℃50%の環境では室内の蒸気圧力は9mmgh、これに対し外部は約3mmghとなり蒸気は高から低へ(内から外に)抜けて行きます。実質の水分量を計算するには、壁構造内の各材料の透湿抵抗を掛け合わせた合計で判断しますが、おおむね1.2g/m²・日発生し10m²の壁があれば1日に12gの水量が発生し、年間では4.4Lの水量が壁内を流れることになります。
- 外断熱と内断熱の蒸気論について説明ください。
- 建物を構成する材料にはすべて透湿抵抗が存在し、壁内を例えると、室内側より透湿抵抗の大きな材料ごとに配置した構造としなければ蒸気がうまく流れません。その表面が露点温度以下となれば結露を招いてしまいます。これが内断熱であります。
内断熱工法の場合、ウレタンとコンクリートの透湿抵抗差はコンクリートは4倍高く、仮に4gの蒸気がウレタンを透り抜けても、コンクリート面で3gオーバーフローしてしまう。これが結露・カビの原因です。 - 本当に水蒸気は壁内を通過するのか。
- 空気中の水蒸気(湿気)には常に水蒸気圧力が存在し、この圧力は温度が高いほど高圧になり、高圧部から低圧部へと流れて行きます
水蒸気の分子構造は10万分の2mmであり、金属・硝子以外あらゆる建材を通過します。
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